#navi(../) &color(red){&size(20){本ページは作成中です。};}; *6. 言語資料の分析を支援する [#j9dc7b31] ** 6.1 アノテーション内容の集計 [#ca00dd50] *** 6.1.1 基本的な利用方法 [#se8fc263] [ツール]⇒[一覧]⇒[ユーザ入力]で,言語資料に付与されているアノテーション内容の集計を行います。 アノテーションは,タグによって記述されているため,タグを指定して集計することになります。例えば,『青空文庫』サンプルでは,一つの作品に対して,「記事」というタグが付与されています。タグはいくつかの属性を持つことができ,「記事」には作品名や著者名の属性があります。 『青空文庫』サンプルの「記事」タグを使って,作品一覧を作成する手順は,次のとおりです。 + [ツール]⇒[一覧]⇒[ユーザ入力]で設定用のウィンドウを起動して,下図(左)のように「第1層タグ」のところに,「記事」を設定して下さい。 + 選択メニューの右のボタンを押すと,下図(中央)のウィンドウが現れるので,「タイトル」「著者」にチェックを入れて下さい。 + 二つのウィンドウの「OK」ボタンを押すと,下図(右)の記事一覧表が作成されます。 #ref(./himawari_summarize_articles2.png,center,80%) *** 「頻度」オプションと「第x層タグ」の設定 [#jad90333] 「頻度」オプションをチェックすると,一覧の各項目の出現頻度を計測することができます。下の図は,「記事」の頻度を表示したものです。『青空文庫』サンプルには,作品は重複して登録されていないため,当然,各作品の頻度は1になります。 #ref(./himawari_summarize_articles3.png,center,80%) 同様に,rタグ(ルビ)に対して,実行したのが次の図です。左図はrタグの属性rtを選択して表示したものです。rt属性には,ルビ本体が記述されているので,頻度付きのルビの一覧を作成することができます。 #ref(./himawari_summarize_articles4.png,center,80%) #ref(./himawari_summarize_ruby1.png,center,80%) 一方,右図は属性を選択しないで表示したものです。この場合,rタグの総数を計測することになります。 #ref(./himawari_summarize_articles5.png,center,80%) #ref(./himawari_summarize_ruby2.png,center,80%) タグは,「第1層タグ」「第2層タグ」「第3層タグ」に複数指定することにより,タグ間の包含関係を考慮した一覧の作成が可能です。下の図は,「第1層タグ」に「記事」タグ,「第2層タグ」にrタグを指定することにより,「記事」に含まれるルビの数を計測しています。 #ref(./himawari_summarize_articles5.png,center,80%) rt属性(ルビ本体)を選択しないで「記事」の中にあるrタグ,というタグの包含関係を次のように指定すると,作品に含まれるルビの数を数えることができます。ここでは,「第1層タグ」に「記事」タグ,「第2層タグ」にrタグを指定し,包含関係を記述しています。 三つのタグの指定があるのは,タグ間の包含関係を記述するためです。例えば,「第1層タグ」「第2層タグ」「第3層タグ」に,A「作品」「」 B, C というタグを指定した場合, <A> <B> <C> </C> </B> </A> 対象とするアノテーションと集計方法を指定します。 - コーパス -- 記事 --- テキスト ---- r (ルビ) 対象とするアノテーションは,「第1層タグ」「第2層タグ」「第3層タグ」で選択します。左側のメニューでタグの一覧,右側のボタン(「選択なし」)で,タグが持つ属性一覧が表示されます。三つのタグが指定できるのは,#で示すように,タグの包含関係を指定するためです。 #ref(./himawari_summarize_annotations.png,center) ** 6.2 [#xe562673] ** 6.3 [#ycb67277] ** 6.1 [#n67813b5] ** 6.1 [#v2732273]