国語研究所の施設整備に伴い,関連のサービスを次の期間,停止します。
期間:2024年4月27日(土)9:00~2024年4月29日(月・祝)17:30
対象:Web用例データベース(複合動詞,サ変動詞,形容詞)・『ひまわり』&関連資料(ダウンロードもできません),FishWatchr & FishWatchr Miniなど
[[全文検索システム『ひまわり』]] *1.ver.1.6 の開発方針 [#c9e9842a] ver.1.6 では,教育現場で言語資料作成の実習や分析を行うことを考慮して,次の方針を掲げて,開発を行いました。 - 資料の分析を考慮した機能の拡充 - 設定ファイル作成の GUI 化 *2.追加された機能 [#rd7062bd] ** 計測のみの検索機能の拡充 [#r325783a] - 検索結果の指定した列の組ごとに頻度を計測し,一覧する -- [[実行例:検索文字列を作品ごとに計測する>./計測機能の実行例]] //- 従来の版では,大量の検索結果が予想される時のために,検索結果を表示しないで,検索総数だけを計測する機能がありました。 //- 新しい版では,従来の機能に加え,検索結果の指定した列の組ごとに頻度を計測し,一覧できるようにしました。 //- この機能を使うことにより, ** アノテーションされた情報の集計 [#k1ab97d7] - 付与されているアノテーション内容の一覧を作成する -- [[実行例:ルビの一覧を作成する>./要素一覧機能の実行例]] //** アノテーション結果のデータベースへの格納 //- 従来版では,リレーショナル・データベースが担当していた機能を独自に実装した。 //- アノテーションの「辞書」を形態素解析結果のように,辞書 ** アノテーション用データベースの改善 [#z6ae9c5c] - 従来版では,リレーショナル・データベースを利用していたが,検索速度,データサイズ,運用の柔軟性(例:サブコーパスごとにデータベースを設置できない)の面で問題があったので,独自に実装した。 - 形態素解析結果のアノテーションのように,一定の(辞書)項目に基づいたアノテーションを高速に検索できるようにした。 ** その他 [#z2706940] - 「統計」機能において,選択した列に「頻度」列があった場合,その値を頻度計測時に加算するようにした - メモ機能用のメニューを必要なときのみ表示するようにした - [編集]⇒[検索]のキーを保存するようにした - フィルタ機能の高速化 - 検索速度の高速化 ** 次期スナップショット追加予定 [#m614b649] - RDBを使用しないで,Standoff タイプのアノテーションを検索する - アイコンの高解像度化 ⌣ #ref(./himawari_chan_512.png,40%)