#author("2020-03-05T11:28:25+00:00","default:rd","rd") #author("2020-03-05T11:29:46+00:00","default:rd","rd") [[観察支援ツール FishWatchr/Mini]] //&color(red){&size(20){本ページは作成中です。};}; * はじめに [#bb4869ea] 本ページは,FishWatchr Mini を使った実践の管理者向けに,以下の情報を提供します。 - ブラウザを確認する - 時刻の設定を確認する - グループを作成する - ボタンなどの設定をカスタマイズし,保存・配布する - グループ全員の観察結果をダウンロードする * ブラウザの確認 [#r1bc9fb0] - FishWatchr Mini では,次のブラウザを推奨しています。 -- Firefox (Windows, Androidで特に推奨) -- Safari (macOS,iOSで特に推奨) -- Google Chrome -- Microsoft Edge - なお,Microsoft Internet Explorer では,FishWatchr Mini は動作しません。 * 時刻設定の確認 [#g3b3d331] #ref(./fwm_nict.png,right,wrap,around,40%) FishWatchr Mini を使うためのデバイス(スマートフォン,タブレット,PCなど)の時刻は,正確に設定して下さい。時刻が正確でないと,観察時間がずれたり,ビデオファイルとの同期できなくなったりします。 + デバイスがネットワークにつながっている場合は,OSの時刻設定を「自動」や「ネットワーク時刻設定」にしてください。 + 実践前には,情報通信研究機構が提供している[[日本標準時の提供サイト>https://www.nict.go.jp/JST/JST5.html]]で,デバイスの時刻を確認して下さい。 + (1)を行った上で,「地域標準時との差」が1秒以上ある場合は,次のことを試してみて下さい。 -- ネットワーク時計を参照しているか確認する。 --- iPhoneの場合: [一般]⇒[日付と時刻]の「自動設定」をONにする --- Androidの場合: [日付と時刻]⇒「日付と時刻の自動設定」をチェックする -- 上の方法でもだめならば,デバイスを再起動(電源をオフにして,ふただびオンにする)してみる。 #clear * カスタマイズと設定の保存 [#x2683204] ボタンなどの設定をFishWatchr Miniサーバに保存し,学習者に適用させることができます。 ** カスタマイズ [#gf7941bc] - [[観察(アノテーション)編>../observation]]を参考に,以下の項目を設定して下さい。なお,カッコ内の節番号は,観察(アノテーション)編の節番号と対応しています。 -- グループ名(1.1節) -- 観察ボタンの設定(1.2節) -- 観察モード(1.2節) -- オートセーブ(1.3節) --- 授業で使う場合は,on にすることをお勧めします。 --- ただし,グループ名を知っていれば,誰でも閲覧できることに注意して下さい。 -- 外れ値検出(3.3節実行方法) //-- 時間表示(グラフ) -- ビデオID (3.4節) -- グループ用サイトのURL --- 右上メニュー⇒[管理]⇒グループ用サイト設定 --- 設定すると,右上メニューに「グループ用サイト」が現れ,指定したURLにジャンプします(実践用のマニュアルや,実践後のアンケートサイトなどを想定)。 ** 設定の保存 [#w9c4d0a4] #ref(./fwm_top_save3.png,right,wrap,around,30%) - グループ名の末尾に $ をつけて,「設定保存」ボタン(右上のメニューボタン)を押すと,サーバに現在の設定が保存されます。 -- 例えば,グループ名が test999 の場合,「グループ名」欄は test999$ として下さい。 -- すでに同名のグループ名が登録されている場合,保存できません。別のグループ名を試して下さい。 - 設定を含め,サーバへデータを保存する際は,次の点に注意して下さい。 -- 一度保存した設定は約180日保存され,&color(red){基本的に変更や削除はできません。};変更したい場合は,お手数ですが,別の設定名で作成しなおして下さい。 -- グループ名を知っていれば,誰でも使うことができます。 #clear * 保存した設定の利用 [#p87ea6b9] - FishWatchr Miniの設定保存機能で設定を保存した場合 -- 次のURLで,FishWatchr Mini を利用して下さい(グループ名test999で保存した場合)。 https://csd.ninjal.ac.jp/f/m.html?config=test999 #ref(./fwm_show_qrcode3.png,right,around,30%) -- グループ名が設定されていれば,右上のメニューボタンから,「管理」⇒「QRコード表示」で,URLのQRコードを表示することができます。 #clear //- 自分で設定ファイルを作り,ネットワーク上に置いてある場合は,次のようにしてください(http://www.test.com/fwsettings.jsonの場合)。 // https://csd.ninjal.ac.jp/f/m.html?config=http://www.test.com/fwsettings.json //- 自分で設定ファイルを作る場合は,[[設定ファイルの例>http://www.teachothers.org/index.php?FishWatchr_Mini%2Fconfigs]]を参照して下さい。 - 保存した設定は修正できませんが,ビデオIDに限っては,次のようにURLで後から指定できます(ビデオIDがscene999の場合)。 - 保存した設定は修正できませんが,ビデオIDに限っては,次のようにURLで後から指定できます(ビデオIDがscene999の場合)。「vid=」の後にビデオIDを記述してください。 -- 例1 https://csd.ninjal.ac.jp/f/m.html?vid=scene999 -- 例2(ビデオIDとグループ名を同時に指定する場合) https://csd.ninjal.ac.jp/f/m.html?config=test999&vid=scene999